京都市高次脳機能障害者支援センターがある京都市地域リハビリテーション推進センターでは,「失語症のある方の相談支援事業」を行っています。
失語症とは,脳血管疾患や交通事故等の脳外傷の後遺症で,「言いたい言葉が浮かんでこない」「耳は聞こえているのに,言葉の意味が理解できない」などの症状があります。
このような症状がある方で,病院を退院後,復職や就労をしたい,社会参加できる場所を探している等でお困りの方に対し,当センターの言語聴覚士が,利用できるサービスやより良いコミュニケーション方法を一緒に考えます。![失語症のある方の相談支援事業チラシ(PDF)](http://koujinoukinou-city-kyoto.jp/wp-content/uploads/2016/09/a931f7bb60206938d63d2255e5011cfb.png)
対象は市内在住の失語症のある方,そのご家族及び支援者です。
その他,詳細については,オレンジ枠のチラシ画像をクリックしてください。
(専門相談ダイヤルでもご案内させていただきます。)
昨年の12月に開催した「第29回京都市地域リハビリテーション交流セミナー~高次脳機能障害のある方が地域で暮らすために~」の報告書を作成しましたので,お知らせします。![第29回京都市地域リハビリテーション交流セミナー報告書・表紙(PDF)](http://koujinoukinou-city-kyoto.jp/wp-content/uploads/2016/09/859865b7515a60fce0a8d7b5e97b3988.png)
講師に,村井俊哉氏(京都大学大学院医学研究科 精神医学教授),柴本礼氏(イラストレーター,「日々コウジ中」著者)のお二人をお招きし,高次脳機能障害とはどんな障害なのか,そして日々の生活ではどんなことが起こっているのかを具体的にお話しいただき,地域でともに安心して暮らすために何が必要なのかを深く考える機会になりました。
今回の報告書では,柴本氏の当事者家族ならではのユーモアかつ赤裸々に語られた講演内容や講師のお二人と京都市地域リハビリテーション推進センター作業療法士との座談会の内容を掲載しています。
是非,ご一読ください。
表紙の画像をクリックしていただくと,報告書をご覧いただけます。